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2007/08年競技規則
主な改正点 (解説)
紙透 雅子(FIHルールボード委員)
1.
GKなしでプレーできる!
チームに以下のとおりの選択肢が与えられた(競技規則2.2)。
‐10名のフィールドプレーヤー+フル装備(競技規則4.4)のGK1名
‐GKは自陣23mエリア外でのプレー不可(競技規則10.1.a)
‐10名のフィールドプレーヤー+軽装備(競技規則4.4)のGK1名
‐フィールドプレーヤーと異なる色のシャツ着用
‐PC・PSの際などに、ヘッドギアーを装着(競技規則10.1.b)
‐ヘッドギアーをつけたまま、自陣23mエリア外でプレーしてはならない(競技規則10.1.b)。
‐11名のフィールドプレーヤーのみ
‐PCやPSの守備を含め、誰にもGKの特権は認められず、使
用できる防具もフェイスマスクのみ認められる(競技規則
13.3.f及び13.5.f)。
‐PSの守備に際しては、選手交代によってGKを導入可能(競
技規則13.5.f)だが、PCにおいては交代不可能(競技規則2.3.a)
‐GKの交代:フル装備のGKが入場または退場する場合のみ、時間を停止する。
(競技規則2.3.h)
★ チームは戦術として選択肢の導入を検討するであろう。
★ GKなしでプレーすることを奨励するものではない。→競技運営規定との関連
2.
フォアハンドのエッジによるヒットは禁止された(競技規則9.6)。
リバースのエッジを用いたヒットは、既に十分なコントロールが可能な技術として定着しているのに対し、フォアハンドのエッジによる強打は、世界のトッププレーヤーによっても尚、コントロールが困難であり、危険性が高すぎると判断されている。
シュートを含め、フィールド上のいずれの地点でも、危険でなくとも、その使用を認めてはならない。
★ 以下の技術との混同を避けること。
‐フォアのエッジを用いて行われるコントロールされたタックル
‐相手のスティックやフィールド上に横たわったGKの体を超えるように、方向と強さを十分コントロールしてボールを操作する技術。
‐スラップ・ヒット
3.
GKもフィールドプレーヤーも、ゴールを守るための自然な行為は、概ね認められ る。
フィールドプレーヤーの場合(競技規則9.7)
‐ゴールに向かって飛んでくる肩より高いボールを、ハイスティックによって止めたり方向を変えたりして得点を防ぐことは認められているが、スティックを振り回してボールを打つことは禁じられている。この規則を忠実に適用しようとするあまり、ゴール前でディフェンダーのスティックが、単に空中のボールに向かって動いているからといって罰することは、ナンセンスである。
- 肩より上にあるボールを打ち返すような意思が明らかに見られ、その結果得点が妨げられた場合にのみ、PSが与えられる。
‐ゴールを外れて飛んでくる肩より上のボールをハイスティックで止めたり方向を変えたりした場合 → PC
‐フィールドプレーヤーの合法な守備行為の結果として危険発生 → PC
GKの場合
‐GKの特権(競技規則10.2.a): 自陣サークル内にあるボールを、スティック、防
具、または身体のあらゆる部分(手や腕を含む)を用いても、
‐止める
‐押しのける
‐いかなる方向(自陣バックラインを超えるような方向を含む)にもそらす
ことが認められる。
‐GKは、ゴールを守る目的に限り、手でボールを払いのけたりすることができる
(競技規則10.2.a)。
‐GKに認められないこと:
‐手でボールを強く打って、長い距離飛ばす(競技規則10.2a)
‐手でボールを隠す(オブストラクション)
‐ボールの上に横たわる(競技規則10.3)
‐スティックを持たずにプレーする(競技規則10.2)
‐サークル外でGKの特権を行使する(競技規則10.4)
‐自陣23mラインを超える(10.1a, b)
‐GKの合法な守備行為の結果として危険発生 → PC
4.
フィールドプレーヤーのキックに関する規則は、実質的に変更なし(競技規則9.11)
‐ボールがフィールドプレーヤーの足(脚)や手や体に当たったからといって、必ずしも反則とは限らない。
‐しかし、そのことによって、その選手やチームに利益がもたらされている場合には、反則と判断される(2007年2月7日付けFIH各国協会宛通達)。
‐意図的にボールを止めようとして体を動かしたり、ボールの進行方向に入っていく行為は反則である。
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